脱毛症の知識
その他の脱毛症
脂漏性脱毛症とは、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることによって生じる脱毛症のことをいいます。皮脂量が多いと、頭皮の毛穴を塞ぎ、毛穴の周りや毛根に炎症を起こしてしまうことで脱毛が起こります。
毛穴周辺が赤く炎症を起こし、この症状がさらに悪化すると、脂漏性皮膚炎になり、毛穴の化膿なども加わって、強い痒みや痛みを伴うようになります。脂性用のシャンプーを使うことで、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
粃糠性脱毛症とは、フケが原因で脱毛する症状をいいます。フケとは頭皮の古い細胞のことで、新陳代謝によって頭皮から剥がれ落ちます。通常は肉眼では見えない大きさですが、フケが目立つときや、大量に出るときは注意が必要です。
また、フケには乾性と脂性があります。乾性のフケは洗浄力の強いシャンプーなどによって、頭皮が乾燥することで増えることがあります。湿性のフケは脂分を含んだフケで、皮脂の分泌が多い人に見られます。湿性のフケが多い場合は漏性皮膚炎の疑いがあるため注意が必要です。
トリコチロマニアは自分で自分の髪や眉毛などを抜いてしまう症状のことで、別名「抜毛症」ともいいます。男性、女性に関係なく、小学生くらいの子供の時によく見られる傾向があります。精神的なストレスが原因といわれ、無意識に抜いてしまう場合や、自分で分かっていてもやめられない場合があります。治療には心理カウンセリングなどの精神的なケアが必要になります。