育毛剤の知識
ミノキシジルの効果と副作用
「ミノキシジル」はもともと血管拡張剤として開発された成分で、心臓病からくる高血圧を抑える経口薬でした。その後副作用に発毛作用がみられたため、育毛用へ転用されました。
海外ではRogaine(ロゲイン)の商品名で販売され、日本では大正製薬がミノキシジル1%配合の一般用医薬品として開発を行い、「リアップシリーズ」が発売されました。発売当初は生産が追いつかないくらいの人気を博しました。2005年には女性用の「リアップレディ」も発売され、2009年にはミノキシジルを5%配合したリアップX5(男性用)が発売されています。
ミノキシジルにおける最も一般的な副作用は頭皮のかゆみです。ミノキシジルに含まれるプロピレングリコールという成分によってアレルギー反応が引き起こされることがあります。他に、頭痛やめまい、吐き気、手や足、顔のしびれ、むくみ、多毛症などさまざまな症状が確認されています。
またミノキシジルは血圧降下剤としての役割もあるため、低血圧の人は血圧が下がりすぎる危険があるため、医師と相談した上で服用を検討する必要があります。一般的に外用薬よりも直接体内に取り込む内服薬のほうが効果が高い分、副作用のリスクも高いといわれます。ミノキシジル系の製品を使用する場合はあらかじめ副作用に注意し、もし副作用が起きたら即座に服用を中止してください。
またプロペシアが男性ホルモンに働きかけて、脱毛を抑制する効果を持ち、ミノキシジルには発毛効果があることから、両方併せて使用することがのぞましいといわれています。